製品の詳細
一、中空繊維限外ろ過設備(一)、概要
限外濾過は篩分け原理を基礎とし、膜両側の差圧を動力とする溶液分離過程であり、近代化された膜分離技術である。水中の微粒子、コロイド、細菌マット及び高分子有機物質を効果的に除去することができる。飲用水、工業給水前処理、工業汚水、市政汚水再利用工事、循環水処理などの処理システムに広く応用できる。物質分離、濃縮、精製及び純水プロセスの前処理とすることができる。PES、PVDF材質のダイエレメントはいずれも耐温性、耐酸アルカリ性、耐酸化性に優れており、1〜40℃内、pH値2〜11の条件下で長期にわたって連続的に使用することができる。限外ろ過に入る原水の濁度は300 NTU未満でなければならず、出水はSDI≦3.0、濁度<0.3 NTUを連続的に安定して保証でき、平均ろ過精度は0.04-0.03 mmである。
限外濾過膜はまた内圧式と外圧式に分けられる。入水水質に応じて膜の材質、規格及び入水形式の膜を選択しなければならない。水道水または比較的清浄な原水には内圧式膜を選択することができ、汚水処理時には外圧式膜エレメントを選択することができることが望ましい。膜の単糸外径は一般的に1.3 mm、内腔直径は0.8-0.7 mmであるため、内圧式ろ過膜の入水は150 mm精度級の予備ろ過を必要とし、そうしないと詰まりやすく、洗浄しにくい。外圧式は気水混和洗浄法で化学洗浄剤の消費を節約することができる。
(二)、技術パラメータ
最大吸水圧力:2.2-6.0 barろ過精度:0.04-0.03 mm
入水温度:1-40℃入水最大粒子径:300 mm
入水PH範囲:2-11逆洗流量:100-200 l.m 2.h
進水最大懸濁固体含有量:100 ppm逆洗時間:30-60 s
典型的な懸濁固体含有量:50 ppm典型的な化学洗浄周期:4〜12回/年
典型的な繊維系不純物含有量:5 ppm逆洗浄周期:15-60 min毎
進水最大繊維類不純物含有量:50 ppm最大逆洗圧力:2.5 bar
洗浄用最大NaClo濃度:1000-5000 ppmガス洗浄頻度:1-2回/日